新型コロナウイルスの感染拡大によって、すべてのアーティストのライブはキャンセルとなり、ライブの再開がいつになるのかもわからない状態が続いています。
日常的に好きなアーティストのライブに行っている人にとっては、精神的につらい日々となっているはずです。
そして、アーティストたち自身もまた、ライブという自分たちの音楽を披露する場所を失ったことで心を痛めていることでしょう。
果たして、アーティストたちがドームやアリーナなどで最高の歌を観客に届ける日はいつになるのでしょうか。
この記事では、そんな「日本のアーティストたちのライブが再開されるのはいつなのか?」という疑問や、「音楽の力の必要性」について解説していきたいと思います。
緊急事態宣言が解除されてもライブはNG?
安倍首相が緊急事態宣言の解除の意向を示してから、日本全国で少しずつ活気が戻ってきているように感じます。
営業自粛していた店舗は営業を再開し、学校も分散登校や短縮授業などの工夫をしながら徐々に学びを再開しています。
そして、ソーシャルディスタンスを守りながらも、人々は今まで自粛していた外出などもするようになってきています。
しかし、音楽界においてはまだまだ元の状態に戻る気配がないというのが現状です。
そう、「アーティストのライブが行われないのです」
身体全体が興奮に包まれ、心の奥まで届いているかのような音と歌声。
日々の溜まったストレスや疲れ、将来への不安などといったものが一気に吹き飛ぶような最高のライブに参加することができない生活というのは、大好きなネタのないお寿司屋さんのように味気ないものです。
アーティストのライブがいつまで経っても再開されない理由、それはまさしくライブ会場が「ソーシャルディスタンスに反した環境」であるからです。
今後ライブが再開される可能性があるとしたならば、こういったソーシャルディスタンスを徹底した状態でライブを行うという選択肢以外にないのかもしれません。
しかし、人と人の間を1.5m~2m離して入場させたとしても、観客動員数は通常の半分以下になってしまい、アーティストたちの興行収入もライブの盛り上がり自体も低くなってしまいます。
このように、音楽界にとっての明るい未来は未だ見えない状態だといえるのです。
ミスチル、ヒゲダン、B’zなどが過去のライブ映像やMVをYouTubeで公開
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言によって、すべてのアーティストのライブが行われなくなったわけですが、そんな最悪の状況下でも人々に音楽の力で希望を届けたアーティストたちがいました。
そのアーティストたちとは、ミスチルこと「Mr.Children」やヒゲダンこと「Official髭男dism」、そしてB’zといった面々です。
外出自粛期間で心身ともに辛い時期に合わせて、過去のライブ映像やMVを一気に公開したのです。
過去のライブ映像などは、ライブ丸々一本分、DVDで販売されている内容をそのまま公開されており、「人々に音楽を聴いてもらい少しでも元気付けたい」という想いが伝わってくるものでした。
女性アイドルのコロナ後の活動の在り方が変わるのでは?
話は少し変わりますが、私は女性アイドルのファンで長年応援しています。
女性アイドルといえば、握手会ですよね。握手会も開催できなくなり、ライブも中止。
星の数ほどいる女性アイドルグループが果たして生き残れるのかとても心配です。
わたしが好きなグループは有料でライブを配信するようですが、コロナ後の時代では握手会などのあり方も問われてくると思います。
配信やネットサイン会など様々な工夫でアイドルグループたちが、この苦境を乗り切ってもらいたいと思います。
元気のない今の日本には「音楽の力」が必要
緊急事態宣言は解除され、少しずつ人々の生活にも活気が出てきてはいますが、新型コロナウイルスが収束されたわけではなく、
ワクチンが開発されたわけでもない為、心の底から元気が溢れてくるという状況にはまだまだなれないというのが今の日本ではないでしょうか。
おそらく、今後は「ウイルスとの共存」をしながら生活をして、経済が停滞しないようにしていくはずです。
アーティストたちのライブはなかなか難しいと思いますが、多くの新曲や音楽番組の再開などによって人々に勇気や希望、そして元気を与えることができるのです。
例えば大物アーティスト同士の豪華なコラボ曲なども大きな話題となるでしょう。
音楽の力は本当に偉大で元気をくれる存在なのです。
まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大によって「アーティストたちのライブ」は消えてしまいました。
音楽によって勇気や希望をもらったり、ストレスや疲れを癒してもらっている人たちにとってみればかなり大きな問題ですが、今のところライブが再開されるような話は出てきていないようです。
しかし、きっとアーティストたち自身がこの状況を打破すべく、新曲や音楽番組、はたまた新たな発信方法によって私たちにGOODミュージックを届けてくれるはずです。