はじめに
私は発達障碍者です、自閉スペクトラム症とADHDの診断が出ています。今日は、私が診断されている「ASD(自閉スペクトラム症)」について、体験談を交えて紹介していきたいと思います。
ASDの症状例
ASDとは、発達障害の一種です。
「こだわりが強い」「対人コミュニケーションが苦手」など、
さまざまな症状があるといわれていますが、
“スペクトラム”と呼ばれているように、その症状内容は多岐にわたります。
今回は、私の場合の困り感をお伝えできればと思います。
自己紹介代わりの記事ではありますが、誰かの参考に少しでもなりましたら幸いです。
雑談ができない
ASDと診断されている方の多くに、「雑談が苦手」という方がいらっしゃいます。
私も昔から雑談が苦手で、どうしても他人と会話がうまく成立しません。
これが一番困ります。主婦なのでだれしもママ友と立ち話をするかと思いますが、私の場合雑談が成立しないのでママ友も出来ません…。
それから、困っていることは、言おうとした言葉の反対の言葉が口から出ることがあり、頭の中の会話の回路がバグっていると自分では思っています。
人の顔が覚えられない
ASDの特性として、細部に注目しすぎて、全体を見渡すのが不得意、というものがあります。
その特性のためか、人の顔を全体として覚えるのがとても苦手です。
何度かお見かけした人も顔が思い浮かびません。
興味が限定される
「興味の限定」は、ASDの診断基準にもなっています。
子どものころであれば、興味のないものに対して、やりたくない!と言っても、あまり問題視されないでしょうが、
大人になると違いますよね。
興味がなくても上司の話は聞いたほうがいいだろうし、
逆に好きな食べ物を毎日・毎食食べ続けるようなことは、子どもであっても大人であってもやめたほうがいいでしょう。
しかしながら、それをコントロールできないのがASDの特性です。
人の言っている意味を曲解してしまう
雑談が苦手、ということを先述しましたが、その理由の一つにこの特性もあります。
よく、ASDというと「空気が読めない」というイメージを持たれがちですが、
それは単純に「空気が読めない」のではなく、
「相手の発言を曲解するせいで、空気が読めない振る舞いをしてしまう」、
これが意外にもかなり多い印象です。
ASDの中には、同時にHSPの症状を持つ人も多く、勝手に相手の気持ちを受け取ってしまい、
急に謝ったり、イライラして当たり散らしてしまったり、そういった問題行動に出てしまう場合もあります。
顔の表情が乏しい
会話の時に、表情が乏しくしばしば誤解をされます。
悲しいときも嬉しいときも表情が変わりません。笑わないと批判を受けたこともあります。
おわりに
私は上記のような困り感をASD患者として抱えています。
日常に支障をきたしてしまうことも多く、正直、毎日大変ですが、なんとか生きています。
最後まで読んでくださりありがとうございましたb
いろいろなことが難しいですが、前を向いて生きていきたいと思います。