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LOVE TOUGH DENIM PART1 IN A DENIM FACTORY

春を感じるとデニムを穿きたくなりませんか?Shetaの定番であるデニムシリーズは、セルヴィッチデニム、ヴィンテージデニム、ライトオンスデニムなど様々な種類をご用意しています。その中でも一番人気のセルヴィッチデニムにフォーカス。海外のハイブランドも注目しているデニム作りの聖地、岡山県の職人に依頼して製作しているShetaのデニム。その製作の様子やこだわりをお伝えします。

シャトル機(旧式力織機) Shetaの定番セルヴィッチデニムを織っています。

凹凸のある生地感。

約70年前の旧式で織る理由 Shetaのデニムを織ってくれているシャトル機。最新シャトル機ではなく、あえて旧式の方でお願いしました。最新式は低コストでスピーディにデニムを織れますが、デニムがキレイ過ぎて味気ないのです。 私たちは履きこむほど風合いのでるデニムを追求したかった。だから職人さんと相談して旧式をチョイス。縦糸と横糸にむら糸(※注1)を使用することで思い描いていた凹凸のある独特の生地感と、ミミと呼ばれるセルヴィッチのついたデニムが完成しました。凹凸のある生地感は、アジのあるアタリ(※注2)、タテ落ちを生み出し、履けば履くほど風合いが出て、経年変化を楽しめます。 1960年頃までのリーバイス社などのヴィンテージデニムに見られる赤ミミも再現。ロールアップしてちらっと見えたとき単純にかわいいですよね。

旧式でしか作れないセルヴィッチ 生地の端についた白い部分がセルヴィッチ。これが付いているとアウトシームに特有のアタリが出てきます。あまり見かけなくなったこのセルヴィッチ付きデニムは旧式シャトル機でしか作れません。 しかも1時間に最大5mしか織れないそう。たったパンツ2本分です。それで職人さんも付きっきりなわけです。その分ゆっくり織られるからこそデニムの風合いも高まるのです。

現役で動いている旧式は世界を見渡しても貴重らしく、世界中のブランドがセルヴィッチデニムを求めたとき、日本に残っているこの旧式にオーダーしているようです。

インディゴとステッチ、その相性 ステッチって生地と同色のものが多いと思います。でもデニムだけは映えるカラーを使っているものが主流。 職人さんが持っているたくさんの中から、今回はスタンダードなオレンジステッチをチョイスしています。インディゴブルーとオレンジって、黄金比みたいなキレイな配色ですよね。経年変化してデニムの色が薄くなったとき、オレンジステッチもイエローっぽく色みが変わり、そういったポイントも楽しめます。 こうしてShetaのこだわりの詰まったデニムが出来上がっています。次回はデニムアイテムのフォルムなどについて、Shetaの商品作りに携わる二人を迎えてお伝えしたいと思います。ご期待ください!

注1:1本の糸に、太い部分、細い部分を人為的にランダムに施した糸のこと。 注2:ジーンズの色落ちした部分のこと。

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